
の暮らしは苦しかった。母の姉が日本で日本人と結婚していたが、子どもに恵まれず、C男が生まれる以前より母に養子縁組を打診していた。母はC男の将来の幸せを願って、姉夫婦に養子としてC男を出す事を承諾した。
先にISSJで家庭調査を受け、フィリピン政府よりC男が養子として出国しても良いという許可を得、姉夫婦はC男をフィリピンに迎えに行った。以来、姉夫婦の養子としてC男は順調に発育しており、近く、法的養子縁組の為、家庭裁判所に申立を行う予定である。
法的に親子関係が出来ても、ISSJでは子どもに養子縁組の真実を話すよう養親に働きかけていく予定である。

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